東灘区にある「宮地病院」について!概要や診療体制などもご紹介
新しい土地に引っ越しの予定がある場合、物件の状態や駅までの距離などにくわえて、病院が近くにあるかを重視する方は少なくないでしょう。
なかでも高齢者の場合は定期的な治療の他、在宅医療の観点からも、きちんと診てもらえる病院の有無についてチェックしておくのが大切です。
ここでは東灘区の宮地病院の概要とあわせて、診療体制や取り組みもご紹介しますので、ご参考になさってください。
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東灘区にある宮地病院の概要
東灘区の宮地病院の基本的な概要としては、まず基本理念として患者様の立場での心のこもった医療と温かい介護の提供を掲げている点が挙げられます。
急性期として地域一般病棟、回復期として地域包括ケア病床と回復期リハビリ病棟、慢性期向けには医療療養病棟と障がい者病棟を提供します。
くわえて、在宅支援まで続けて医療ケアを提供している点が特徴です。
また、在宅医療に関する概要は、在宅療養支援病院としてサービスつき高齢者向け住宅における介護や生活支援、看取りまで連携した医療とサービスを提供しています。
さらに、近隣の在宅療養支援診療所との連携を密にし、在宅での看取りを向上できるよう注力している病院です。
東灘区の宮地病院の行動指針は、信頼、共生、幸せ、成長、エコの5つとしており、医療と福祉から地域の未来を拓きますとの理念を掲げています。
宮地病院の沿革としては、1954年1月に開設された甲南診療所を、1962年5月に宮地病院として設立したことに始まります。
1970年には西館の増設をおこない64床だった病床を156床に増やし、1989年の東館増設により200床に増床しました。
その後も医療療養型病棟を回復期リハビリテーション病棟に変更、本山リハビリテーション開院など、さまざまな増床や改築を重ねて現在に至ります。
1995年には阪神淡路大震災により休院したものの、1997年には新病院を再建、高齢者の入院医療や福祉の連携、在宅支援を目指す病院となりました。
また、宮地病院は病院機能評価更新や働きやすい病院評価に認定されたほか、神戸男女いきいき事業所や、ひょうご仕事と生活のバランス企業の表彰を受けています。
●所在地:兵庫県神戸市東灘区本山中町4-1-8
●診療時間:火曜日~木曜日・土曜日8:30~11:30/月曜日・金曜日8:30~11:30・17:00~19:00
●休診日:日曜日・祝日・年末年始・創立記念日(5月第3土曜日)
●アクセス方法:JR神戸線「摂津本山駅」より徒歩約7分
●駐車場:病院の東隣・北側にあり
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東灘区の宮地病院について診療体制を紹介
東灘区にある宮地病院の診療体制は、患者様とご家族様が納得して医療を受けられるよう、各診療科において専門の医師を配置しています。
主な診療科は、消化器内科、総合診療科、内科、神経内科・精神科、整形外科です。
消化器内科では上部・下部内視鏡検査をはじめとした消化器検査や画像診断にくわえ、在宅に注力し地域の高齢者への支援に励んでいます。
総合診療科では内科と外科の一般的な疾患に対する治療の他、褥そうについての相談にも対応しています。
内科の診療体制は、循環器内科、内科、消化器内科、禁煙外来、糖尿病外来と、それぞれの専門医師による治療が可能です。
神経内科・精神科は、なかでももの忘れ外来が特徴で、物忘れが多く認知症を不安に思っている方や家族を対象としています。
整形外科では、骨粗鬆症や脊髄疾患、関節疾患、外傷などの治療を、症状の大小に関わらず相談可能です。
看護部
東灘区の宮地病院の特筆すべき診療体制は、一般的な治療の他に在宅支援から看取りまでをおこなえる病院として、専用の看護部を配置している点です。
いつでも、どこでも、どなたにも心のこもった看護をとの言葉をモットーに、病院と地域の診療所が医療機能を分担・連携し、地域の医療と介護に注力しています。
同院の看護部は、創造性豊かな人間性と専門性を駆使した看護・介護の提供を理念としており、6つの基本方針を掲げています。
また、看護師の能力開発をおこなうために継続教育を重視している点も特徴です。
たとえば、入職時研修、専門的な知識とスキルの研修、医療安全研修、院内感染研修、TQMに関する研修を導入済みです。
対象者には役職研修、キャリア開発ラダー研修など、さまざまな集合研修もおこなっています。
薬剤科
宮地病院の薬剤科では、患者様の立場に立ち、患者様一人ひとりに適した薬物療法の提供を目指しますとの理念を掲げています。
実際の調査委業務の現場では、薬の用法や用量、服用期間にくわえて副作用や飲み合わせ・重複のチェックなども欠かせません。
処方箋に記載された内容を確認たうえで、患者様一人ひとりに合った調剤を実践中です。
また、医薬品を良質な状態で渡せるように、温度や湿度の管理、使用期限などの管理に注力しています。
病棟では入院患者様のベッドサイドまで訪れて、それぞれの状態や嗜好品、アレルギー、生活習慣、病歴などを確認し、主治医に薬の飲み合わせなどを提案しています。
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東灘区にある宮地病院の3つの取り組み
宮地病院では病院経営をおこなうのに伴って、さまざまな取り組みをしている点も特徴です。
とくに、健康経営、女性活躍への取り組みには注力しており、くわえて近隣で生活する方々への健康食の紹介として、みやじ食堂も展開しています。
ここからは、それぞれの取り組みについて詳しく紹介しましょう。
健康経営
宮地病院を運営している医療法人明倫会は、経済産業省より健康経営優良法人2024に認定され、これまで3年間連続で認定されています。
職員のための健康経営として掲げている基本方針は、適正な労働時間の管理、安心して働ける環境づくり、仕事と家庭を両立できる環境づくり、福利厚生の充実への注力です。
健康経営を目的としたさまざまな取り組みによって職員が生き生きと働き続け、技術やノウハウを蓄積し、サービスが向上するよう心掛けている点が特徴です。
女性活躍
幅広い角度から働きやすい職場づくりへの取り組みをしている宮地病院では、女性活躍についても重視しています。
育児休業制度では、出産から子どもが1歳になる誕生日前日までの期間、育児休業の取得が可能です。
また、復職後は年間10日の看護休暇利用と最大2時間の時短勤務もあり、妊娠出産の後も育児と仕事を両立しやすいよう環境を整えています。
ちなみに2023年5月現在、過去5年の育児休業取得率は、最高で90.0%、最低でも76.5%と、毎年高い水準になっています。
これらの女性活躍への取り組みによって、東灘区の宮地病院は2007年に神戸市より、こうべ男女いきいき事業所に認定されました。
みやじ食堂
宮地病院が展開しているみやじ食堂とは、実際に病院で提供している食事の料理レシピを紹介するサービスです。
ダイエット教室や出張健康講座などを実施し、昆布と鰹節で取った出汁による和食中心の家庭料理を、地域住民の健康づくりの一環として紹介しています。
臨床経験豊富な病院の管理栄養士が考えた食事のレシピは、宮地病院のWebサイトにも掲載されており、誰でも閲覧可能です。
食べる喜びを得るとともに、生活習慣病や低栄養を予防し、健康に暮らすのを目的とした多彩な料理レシピが魅力です。
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まとめ
東灘区にある宮地病院の概要は、患者様の立場で心のこもった医療と温かい介護の提供を基本理念に掲げています。
近隣の在宅療養支援診療所と連携し、在宅での看取りの向上を目標としている病院です。
総合診療科では部門ごとに専門医を配置した医療体制となっています。
同院では健康経営や女性活躍、みやじ食堂など、さまざまな取り組みによって職員や患者様への環境づくりをおこなっています。
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