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同棲を始める手順は?準備のコツや物件の探し方を解説

同棲を始める手順は?準備のコツや物件の探し方を解説

同棲を始める場合、お互い快適に生活するためにも準備を進めなくてはなりません。
今回は具体的な手順を解説するので、現在二人での生活を始める予定の方は参考にしてみてください。
また、物件の探し方もお伝えしていくので、賃貸物件の情報を見ているときに役立ててみましょう。

同棲を始める場合の準備方法

同棲を始める場合の準備方法

同棲を始める場合は、以下を参考に準備してみてください。
スムーズに新生活をスタートできます。

同棲の目的を明確にする

ただなんとなく同棲を始めるのではなく、目的を明確にしておきましょう。
たとえばカップルが同棲する場合、結婚を前提に生活を始めるパターンが多いです。
同じ居住空間での生活をとおして、お互いの価値観を理解していき、生活が落ち着いた時点で結婚する流れが定番となっています。
もし結婚を前提とする場合は、同棲を始める前にお互いの両親への挨拶を済ませなくてはなりません。
また、相手との将来について考えているなら、その旨を両親へ伝えるのもマナーです。
何も伝えていない状態では、いざ結婚するために挨拶へ行った際に、両親へマイナスイメージを与える可能性が高いでしょう。
何のための同居なのかを改めて考え直し、必要に応じて両親への挨拶を済ませてください。

期間を決める

同棲をする場合、期間を決めるのも大切です。
期間を決めておかないと、ただ同居している状態が長々と続いてしまいます。
たとえばカップルの場合、期間を事前に明確化しておいたほうが、将来について真剣に話し合いやすくなります。
何も決めていない状態では、何年も同居状態が続いてしまい、結婚について話し合えないままになる可能性が高いです。
たとえば「2~3年は一緒に暮らし、その後はお互いの生活スタイルに問題がなければ結婚する」のように、おおまかなスケジュールをイメージしておくのがおすすめです。
ただし、この期間についてはお互いに話し合って決めてください。
いつまで同棲期間を定めておきたいかはそれぞれ希望が異なるので、お互いが納得できる期間を設定しましょう。

ルールづくりをする

快適に生活するためにも、お互いにルールづくりをしておきましょう。
必須なのが生活費と家事についてです。
たとえば同棲する場合、家賃の他に電気ガス水道など、さまざまな費用がかかります。
こうした費用を誰がどのように支払うのかを決めましょう。
単純に折半するのか、もしくは収入が安定している方が多く払うのかなど、お互いにとって納得できる形を模索してください。
また、家事は掃除や料理などを誰が担当するのかを決めましょう。
どちらかが家事の一部を担当制で対応するのか、曜日によって担当を変えるのかなど、仕組みを考えてみてください。
生活費と家事についてのルールが作れていれば、不公平感や不満を感じにくくなります。
こうした日常生活での不満をきっかけに仲が悪くなってしまうケースは多いので注意しましょう。

同棲を始めるための手順

同棲を始めるための手順

同棲を始めるには、どのような手順を踏むべきなのでしょうか。
以下で詳しく見てみましょう。

親へ挨拶する

まずは親へ挨拶しに行きましょう。
先述したように、挨拶を済ませておくのは社会人としてのルールです。
とくに結婚を前提としている場合、挨拶は必須となります。
丁寧に挨拶をしておけば、相手の両親からの信頼を獲得しやすくなり、いざ結婚の挨拶に行った際にも受け入れてもらえる確率が高くなるでしょう。
反対に、挨拶もなしに同居をスタートしてしまうと、常識のない方だと思われてしまいます。
両親にとっては大切な子どもに違いありませんので、真摯な対応を心がけてください。

部屋探しをする

挨拶ができたら、お部屋を探すようにしてください。
部屋はネットでリサーチできるので、エリアに絞って検索をかけてみましょう。
いろいろな物件情報をピックアップできるので、どのような部屋があるのかをチェックしてみてください。
また、不動産会社に相談するとよりスムーズに見つけられます。
気になる物件があれば、内見の案内をしてもらえるので、その後の契約も円滑に進みます。
この際はどのような部屋に住みたいのか、イメージを明確にしておくのが大切です。
たとえば将来的に結婚を考えており、子どもができたときでも住めるようにしたい場合は、2LDK以上の間取りを選ぶのがベターです。
また、通勤・通学などを考慮してエリアを選択しなくてはなりません。
どのような部屋を探すべきなのか、希望条件をお互いにすり合わせてみましょう。

引っ越し業者に依頼

物件が決まったら、引っ越し業者に荷物の運び出し・搬入を依頼します。
引っ越し業者によってかかる費用は異なるため一概には言えませんが、一般的に繁忙期とされる2~3月になると料金が高くなりがちです。
もし費用を削減したいなら、この時期を避けて引っ越しをするのがおすすめです。
また、ある程度荷物を整理しておいたほうが良いでしょう。
使っていない家具・家電は処分して、同居のタイミングで買い替えてみてください。
二人での生活をスタートするなら、家具・家電も2名以上で使用できるものに買い替えれば、より快適に暮らせるようになります。
また、不用品はある程度処分しておいたほうが、部屋をすっきりと利用できます。
場合によっては引っ越し費用も安くなるので、一石二鳥です。

物件の探し方

物件の探し方

同棲はお互いにとって快適な部屋を探す必要があります。
以下で探し方をお伝えするので、詳しく見てみましょう。

少なくとも2か月前には物件を探す

物件の探し方では、少なくとも2か月前には物件を探し始めるのが大切です。
これは賃貸物件を解約したい場合、最低でも1か月前までには申告しなければならないケースがほとんどだからです。
いつまでに伝えなくてはならないのかは物件によって異なるので、契約書を確認しておいてください。
また、物件探しに必要な期間は早くても2週間、遅くても1か月程度が目安です。
先述したように、お互いの希望条件をすり合わせておき、どのような部屋に住みたいのかが明確になっていれば、すぐに部屋が決まるかもしれません。
間取りや家賃など、部屋の希望をお互いに確認しながら物件探しをスタートしましょう。

二人入居可の物件を探す

同棲する場合に欠かせないのが、二人入居可の部屋です。
たとえ希望条件にピッタリ合う物件が見つかっても、二人入居可になっていなければ住めません。
しかも、賃貸物件情報で二人入居可になっている部屋は限られているので、エリアや希望条件によっては部屋探しが難航してしまう可能性もあります。
なかには二人入居可ではない物件を選び、大家さんに内緒で同居しようとする方もいますが、これは規約違反になってしまうためNGです。
最悪の場合は強制退去になってしまうので、必ず二人入居可の物件を探してください。

快適な間取りを選ぶ

家賃や立地にこだわるにも大切ですが、二人以上で生活する場合は間取りにこだわるべきです。
たとえば安いからといって1Kの部屋にしてしまうと、お互いにとってもプライベートスペースがなく、ストレスを感じてしまいます。
できれば個別の部屋があり、開放感のある空間を選んだほうが気持ちよく過ごせるでしょう。
とくに結婚して子どもができた後も住み続ける予定であれば、ある程度の広さが必要です。
間取りに注目しながら部屋探しをしてみてください。

まとめ

同棲する場合の手順として、まずは目的を明確にしてからルール作りを始めましょう。
また、その後の手順では親に挨拶をする、引っ越し業者を探すなどの準備が必要です。
物件の探し方では、二人入居可の物件を探すのが必須となります。