灘区にある成徳小学校の概要は?教育や学校生活について解説
灘区は教育機関に恵まれたエリアのため、子育てをしている方の移住先としてよく選ばれています。
今回は灘区にある成徳小学校の概要について解説します。
学校での教育や、生徒たちが送っている学校生活などにも触れているので、ぜひ今後の参考にしてみてください。
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灘区にある成徳小学校の概要
まずは成徳小学校の概要をご紹介します。
以下で詳しく見てみましょう。
学校設立からの歴史
学校が新設されたのは昭和5年です。
2月に新設された後は、7月に灘区備後町1丁目に校舎が建てられました。
その後も新校舎が移転されるなど、地域で発展し続けていましたが、昭和13年には阪神大水害によって校区を一部分断します。
さらに昭和20年には神戸東部地域が空襲に遭い、一帯が消失します。
成徳小学校の一部も炎上しましたが消火でき、終戦後は学校名が現在の「成徳小学校」に変わりました。
その後は各種研究大会や発表会への参加を積極的におこない、灘区にある小学校として知名度を上げていきます。
平成に入ってからは阪神淡路大震災による被害を受けましたが、翌年に新校舎竣工記念式を挙げます。
平成24年には創立80周年を迎え、記念運動会や式典などが開催されました。
昭和から長きにわたって愛されてきた小学校と言えるでしょう。
通学区域・生徒数
通学区域は灘区です。
区内では記田町や桜口町など、多くのエリアから子どもたちが通学しています。
生徒数はおよそ900名で、1学年あたり平均150名が在籍しています。
また、特別支援学級は10人以上です。
児童数は他の学校と比較しても多く、規模が大きな小学校として認識されています。
学校の敷地内も比較的広く設計されているため、大人数でも快適に学べる学習環境です。
また、これまで学校が発展していく中で、生徒にとって過ごしやすい環境づくりに力がそそがれています。
たとえば北校舎にエレベーターを設置する、監視カメラを設置するなど、本格的な取り組みが見られる学校です。
アクセス
成徳小学校は、JR六甲道や新在家などの駅から徒歩でアクセスできる場所にあります。
近くにはコンビニエンスストアがあり、比較的人通りが多い場所に学校があるため、安心して通学できる立地です。
●所在地:兵庫県神戸市灘区備後町1-3-1
●アクセス方法:JR「六甲道」駅から徒歩3分
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灘区にある成徳小学校の教育
成徳小学校では、どのような教育にこだわっているのでしょうか。
以下で詳しく見てみましょう。
教育目標・目指す子ども像
成徳小学校の教育目標は、「笑顔溢れる成徳の子」です。
また、目指す子ども像を「心豊かな子・ともに学ぶ子・たくましい子」としています。
物事の良し悪しを正しく判断でき、自分自身で課題を解決できる力を養えるよう教育しています。
また、生徒が物事に対して関心を持てるよう、学びのある授業にこだわっているのも特徴です。
ときには一緒に学んでいる友達と協力したり、地域の方とコミュニケーションを取ったりなどで、人と関わる喜びを学んでいます。
学校像でも、「人や物事との出会いを大切にし、地域と繋がれる学校」を掲げています。
これらの教育目標や子ども像などが、笑顔溢れるたくましい成徳小学校のイメージを作っているといっても過言ではありません。
重点目標
重点目標は「自ら学ぶ、友達と学ぶ、そして行動する」です。
誰かに指導されて受動的に学ぶのではなく、自らが興味関心を持って課題に取り組む力を身に付けています。
また、一人ではなく友達と学んで課題解決の喜びを共有したり、ときにはライバルとして競い合ったりなど、小学校ならではの学び方ができる環境です。
子どもたちが自分から積極的に行動できるよう、日頃から指導内容にこだわっています。
教師たちは生徒たちの人間性を向上させ、多様性を尊重しています。
近年では一人ひとりの個性を大切にするべく、多様性を重視した教育が大切であると言われるようになりました。
そんな近年重視される考えにも柔軟に対応できるよう、体制を整えているのが強みです。
それぞれの生徒が持っている個性を決して否定せず、良さとして受け入れています。
学校いじめ防止基本方針
学校いじめ基本方針では、教師はもちろん保護者や地域と連携しながら、子どものいじめ問題に対応できるようにしています。
いじめ防止対策推進法第十三条の規定を守り、防止対策の推進に向けて日頃から意識しているのが強みです。
いじめが発生した際には、問題の根本を解決できるよう努めているため、再発防止にも役立っています。
また、心理的・物理的な悪影響を及ぼす行為を決して許さず、インターネットをつうじておこなわれているいじめも大きな問題です。
常に被害を受けている生徒の立場に立って考えて対応するのが正しいとしており、基本方針の考えとして組み込まれています。
また、いじめ防止基本方針は、目指す子ども像の実現のためにも必須です。
子どもたちが明るく笑顔で通学できるよう、いじめのない学校を目指しています。
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灘区にある成徳小学校周辺の学校生活
成徳小学校の生徒たちは、楽しい学校生活を過ごしています。
以下で詳しく見てみましょう。
遊び方のきまり
生徒たちが楽しく安全に遊べるよう、きまり・ルールを作っています。
遊べる時間はもちろん、遊具の使い方にも明確なルールが設定されています。
たとえば遊具を使える時間は学年ごとに分けているため、取り合いになってしまう心配がありません。
また、危険な使い方をしないよう、具体的に「やってはいけない行為」を提示しています。
校内でも、敷地内で遊んではならない場所を設定し、地図上で分かりやすく表示しているのが特徴です。
子どもたちの身の安全を守るのを最優先にしているのがわかるきまりです。
主な行事
主な行事は運動会や音楽会など、他校でも開催されている行事が多いです。
授業参観も定期的におこなわれているため、子どもたちが学んでいる様子を直接見られます。
また、他校ではあまり見かけない行事として、ペア給食が挙げられます。
ペア給食は6年生と1年生の交流を目的におこなわれている行事です。
年代が離れた生徒同士が一緒に給食を食べながら会話をして、コミュニケーションを取っている様子が見られます。
学校生活の中であまり交流がない年代同士だからこそ、ペア給食をとおして親しみやすい関係になり、年が離れていても安心して話しかけられる関係性を築いています。
1年生の面倒を見て、優しく接している6年生にも成長が見られ、今後の学校生活でも活かせる経験と言えるでしょう。
また、生徒から人気がある行事と言えば、水泳授業です。
夏の間だけ開催される授業で、泳ぎの技術を学んだり、水への苦手意識を解消したりなど、いろいろな要素を学べます。
水泳学習でとくにこだわっているのは、子どもたちが安全に学べる点です。
プールとはいえ、安全管理を怠ると命に危険がおよびます。
そのため、トラブルが起こるのを防ぐためにも、教師は安全に学べる体制づくりにこだわっています。
水泳授業においても、生徒同士のコミュニケーションを重視しており、チームを組んで協力するゲームを取り入れるなどの工夫が見られる学校です。
さまざまな授業・行事をとおして、生徒たちは学校生活の中で学び合い、心身ともに成長していくと言えるでしょう。
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まとめ
灘区にある成徳小学校は、昭和5年から続く歴史ある学校として親しまれています。
子どものいじめ防止に向けて積極的な取り組みを見せており、安心して通学できる環境です。
子どもたちが楽しく通学できるよう、授業や行事なども工夫しています。
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