東灘区にある神戸市立本庄小学校の概要と教育内容!周辺の住環境もご紹介

東灘区にある神戸市立本庄小学校の概要と教育内容!周辺の住環境もご紹介

東灘区にお引っ越しを検討中の方なら、周辺の教育環境にも興味があるのではないでしょうか。
東灘区にある神戸市立本庄小学校は、児童や周辺の大人たちがつながりをもって成長できるように「共に」を合言葉に定める小学校です。
この記事では、神戸市立本庄小学校の概要や教育内容、学校周辺の住環境をご紹介します。

東灘区にある神戸市立本庄小学校の概要

東灘区にある神戸市立本庄小学校の概要

東灘区は神戸市の東端に位置する、六甲アイランドを含む海岸沿いのエリアです。
ここでは、神戸市立本庄小学校の概要を沿革や教育目標からお伝えします。

神戸市立本庄小学校の沿革

神戸市立本庄小学校は、明治32年10月の本庄尋常小学校設立に始まります。
その前身は、明治5年に深江村正寿寺に開設された深江小学校です。
村の合併などにより、青木小学校、青木簡易小学校と改称されたのちに、本庄尋常小学校が設立され、翌年の明治33年3月を創立記念日としました。
神戸市立本庄小学校の名称になったのは、昭和25年に本庄村が神戸市に合併されたためです。
長い歴史のなかで台風や空襲による被害を乗り越えてきましたが、平成7年の阪神・淡路大震災では校舎が全壊するほどの大きな被害を受けました。
しかし、その翌年には学校を再開し、平成9年には新校舎で授業を再開しました。
平成12年には創立100周年、平成22年には創立110周年の記念式典が開かれています。

神戸市立本庄小学校の児童数の推移

小学校創立時の明治37年の児童数は500名に満たないほどでしたが、大正2年には500名を超え、昭和13年頃には1,500名を超えるほどに増加しました。
昭和36年には2,500名を超える児童数になったため、独立したのが神戸市立東灘小学校です。

以降は1,500名を前後する児童数を保っていましたが、阪神・淡路大震災の被害を受けて児童数が減り、500名から1,000名の間で横ばい状態を維持しています。

神戸市立本庄小学校の教育目標

東灘区にある神戸市立本庄小学校の児童、本庄っこの合言葉は「共に」です。
教育構想図の中央に「共に」の合言葉を置いて、知育・徳育・体育に児童や教師が一体となって取り組むように教育目標が定められています。
安心・安全であいさつの声が響く学校、花や緑や絵が周りにあり、歌声があふれる学校が、めざす学校の姿です。
学校の外にいる保護者や地域の人々の願いも、教育目標に反映されています。
教育努力目標には、「互いの良さを認め合い、共に学び合う子」を掲げ、学年ごとに成長に応じたわかりやすい学年目標を定めています。
めざす教師の姿として挙げているのは、子どもの願いを受け止め、子どものよさに気付ける教師です。
より高い授業力を構築するために日々の努力を惜しまず、保護者や地域の声を聞いて共に歩めるよう目標を定めています。

●所在地:兵庫県神戸市東灘区青木4丁目4-1
●アクセス方法:阪神本線「深江駅」より徒歩約7分

東灘区にある神戸市立本庄小学校の教育内容

東灘区にある神戸市立本庄小学校の教育内容

神戸市立本庄小学校では、具体的にどのような教育がおこなわれているのか、具体的な活動やきまり、いじめ防止への取り組みなどをご紹介します。

きめ細やかな教育活動の展開

神戸市立本庄小学校が求める子どもの姿は、学び合う子・支え合う子・磨き合う子です。
知育・徳育・体育ごとに立てた目標に対して、具体的な教育活動の内容が定められています。
知育での教育活動で育むのは、生きてはたらく確かな力です。
朝の学習や自分学習などの活動で、学力と学習意欲の向上を図り、英語を用いたコミュニケーションやICT機器を活用した情報活用能力を養うと定めています。
徳育では豊かな人間性を、体育では健康増進・体力向上を図るのが目標です。
黙黙清掃などの奉仕活動を進んでおこない、道徳の時間を中心に道徳的な心情や判断力、実践する意欲と実行力を養います。
体育学習だけでなく運動遊びや食育にも、充実させるための取り組みがなされています。

本庄っこのきまり

安心安全な学校生活を送るために定められているのが、本庄っこのきまりです。
登校時には、時間を守って決められた門から学校に入り、遅れたときはインターフォンを押して入るよう決められています。
学校内でのきまりは、「あいさつ・時間を守る・もくもくそうじをがんばろう」です。
すべての持ち物への記名や水筒・防寒具の取り扱い、使用する文房具の種類など、子どもたちが学校で過ごしやすいように、わかりやすい内容でルールが記されています。
月・火・金の放課後は、運動場で遊んだり、教師がいれば校舎内で勉強したりして過ごせます。
最終完全下校時刻は、夏は午後4時30分、冬は午後4時です。
帰ってからは、公園でのマナーや交通ルールを守り、子どもだけで物の貸し借りをしないなど、子どもたちの安全とトラブル防止に配慮したきまりが設けられています。

いじめ防止への取り組み

いじめ防止を目的に学校内で共有するのは、いじめはどの学校・どの学級・どの子どもにも起こりうるとの基本認識です。
教師や保護者・地域住民・関係機関が一体となって、子どもたちが楽しく学校生活を送れるように、いじめ問題に取り組んでいます。
未然防止のためには、教育目標の「共に」のもとに、教師と子ども・子ども同士のつながりを大切にし、信頼関係を築く働きかけです。
早期発見のために教師の気づきを大切にし、周囲の声を聞き入れ、疑いの段階から速やかに対応するよう定めています。
校内いじめ問題対策委員会を設置して、いじめ対策への取り組みやいじめ防止への啓発をおこなっています。
インターネット上のいじめへの対策は、情報モラル教育や児童・保護者・地域への啓発活動です。

東灘区にある神戸市立本庄小学校の最寄り駅・深江駅周辺の住環境

東灘区にある神戸市立本庄小学校の最寄り駅・深江駅周辺の住環境

神戸市立本庄小学校の最寄り駅は、阪神本線の深江駅です。
深江駅周辺の住環境として、駅の概要と周辺の住みやすさ、お出かけスポットをご紹介します。

深江駅の概要

阪神本線・深江駅からの主要駅までのアクセスは、神戸駅まで乗り換え2回で約31分、尼崎駅まで乗り換え1回で約17分です。
西宮駅までは、乗り換えなしの約7分で着きます。
西宮や尼崎へ20分以内で移動できるので、交通の便が良いといえるでしょう。
深江駅は、1日の利用者数が36,245名との結果もあり、兵庫県の駅のなかでも乗降客数が多い駅です。
最大で120%との混雑率のデータもあるため、ラッシュ時は混雑が予想されます。

深江駅周辺の住みやすさ

深江駅周辺には、小型スーパーマーケットやコンビニエンスストア、ドラッグストアも徒歩10分圏内にあるので買い物に便利です。
新鮮な野菜や惣菜を扱っている店や、生活雑貨を取り扱う店もあるので、日用品をそろえるのにも困りません。
内科・小児科のクリニックや保育園も駅の近くにあるため、小さな子どもがいる家庭にも安心です。
駅周辺に高層ビルはなく、自然豊かな公園もあり、暮らしやすい住環境といえるでしょう。

深江駅周辺のおでかけスポット

深江駅周辺の主なお出かけスポットには、キッズランドUS神戸甲南山手店とキユーピー神戸工場があります。
キッズランドUS神戸甲南山手店は、スーパージャングルジムやボールプールがある巨大室内遊園地です。
ふわふわドームや巨大迷路などの遊具やおもちゃが充実しており、飲食物の持ち込みも自由で休憩場所も完備されているので長時間楽しめます。
キユーピー神戸工場は、マヨネーズやドレッシングの製造工程を見学できる工場です。
卵や野菜の知識や商品の歴史を、ホールの展示物や映画で、楽しみながら学べます。

まとめ

東灘区にある神戸市立本庄小学校は、明治32年に創設された歴史と伝統のある小学校です。
本庄っこの合言葉「共に」のもとに、子どもや教師・保護者・地域の人々が一体となって成長するための細かな教育活動が展開されています。
最寄り駅の深江駅は西宮や尼崎へのアクセスも良く、駅周辺は買い物に便利で生活に役立つ店や施設がそろっており、子どもが喜ぶおでかけスポットもあります。