芦屋市にある「芦屋市立精道中学校」とは?周辺エリアの住環境もご紹介

芦屋市にある「芦屋市立精道中学校」とは?周辺エリアの住環境もご紹介

ファミリーで芦屋市へのお引っ越しをお考えならば、子どもが通う学校についてチェックするのがおすすめです。
学校選びにおいては、学校の概要とともに特徴を把握して、子どもに合った学校生活ができるかを知ることが大切です。
そこで今回は、芦屋市にお引っ越しをお考えの方に向けて、芦屋市立精道中学校の概要・特徴・学区と駅周辺の住環境をご紹介します。

芦屋市にある芦屋市立精道中学校の概要

芦屋市にある芦屋市立精道中学校の概要

入学先・転入先として芦屋市立精道中学校をお考えならば、学校の概要からチェックするのがおすすめです。
学校の核ともいえる校訓や教育目標はもちろんのこと、歴史についても見てみましょう。

校訓・教育目標

令和6年度における芦屋市立精道中学校グランドデザインのなかで校訓に掲げられているのは「友愛・責任・寛容」です。
この校訓のなかには「1人を大事に・1秒を大事に」といったことばも添えられていることから、3年間の短い中学生活のなかで大きな成長を目指していることがわかります。
また、芦屋市立精道中学校の学校教育目標には「夢と志を持って、たくましく未来を切り拓く生徒の育成」が挙げられています。
具体的に目指す生徒像として挙げられているのは、命を大切にし仲間とともに夢に向かって歩み続ける生徒・互いを尊重し認め合える生徒です。
さらに、目指す学校の形として、生徒が安心してかよえる朗らかな学校・地域から信頼され応援される学校が挙げられています。
このほかに、誠実に生徒と向き合う教師・豊かな人間性と学び続ける向上心のある教師が目指す教師像とされています。

命と人権を大切にする教育

校訓である「友愛・責任・寛容」からもわかるとおり、命と人権を大切にした教育が充実していることが、芦屋市立精道中学校の教育のポイントです。
命と人権を大切にする教育には、人権教育・生徒指導・特別支援教育・防災安全教育の4つの柱が設定されています。
人権教育はいじめや差別を許さない心を育むと同時に、文化やジェンダーの多様性を認め尊重し合うものです。
また、生徒指導においては、いじめや不登校の防止や個々の状況に沿った支援がおこなわれ、生徒間のコミュニケーション能力の育成も実施されています。
さらに、特別支援教育では支え合い認め合う関係の構築が進められ、防災安全教育においては実践的な避難訓練などがおこなわれています。

沿革

芦屋市立精道中学校が開校したのは、昭和22年4月22日のことです。
長い歴史のなかでは多くの改築や改装がおこなわれ、生徒のための学校づくりに尽力されたことがうかがえます。
平成7年には阪神淡路大震災を経験し、グラウンドが仮設住宅として利用された歴史もあります。
平成11年には防災用井戸ポンプ工事が完了し、平成12年には車椅子スロープが作られるなど、より安心・安全に配慮された学校となりました。
近年では、令和2年の新校舎完成・令和4年の新体育館完成など、新たな時代の教育に必要な設備が整ったことがポイントです。

●所在地:兵庫県芦屋市南宮町9番7号
●アクセス方法:「打出駅」出口2出口から徒歩約9分、「香櫨園駅」南出口から徒歩約14分

芦屋市にある芦屋市立精道中学校の特徴

芦屋市にある芦屋市立精道中学校の特徴

芦屋市立精道中学校の概要をチェックしたところで、次はより具体的な特徴について把握してみましょう。
芦屋市立精道中学校の特徴からは、子どもがどのような日常生活を過ごしているかが伝わってきます。

日常生活のなかの特徴

芦屋市立精道中学校における日常生活の特徴として挙げられるのは、毎週木曜日のSayDoタイムです。
SayDoタイムとはもともとは毎週木曜日に設けられていた読書タイムを活用した取り組みで、関わりの力に着目した教育がおこなわれています。
SayDoタイムでは、ソーシャルスキルと自尊感情の育成を目指していて、こうしたプログラムは授業にも活用されています。
このSayDoタイムには教育カウンセラーによる指導がおこなわれるなど、丁寧な取り組みがされていることがポイントです。
このほかにも、自主的・自発的な活動を目指す部活動も、芦屋市立精道中学校の日常生活における特徴です。
球技などの運動部のほか、茶道・吹奏楽・技術といった文化部も活発な活動を展開しています。

年間行事の特徴

芦屋市立精道中学校には、毎日の生活だけでなく年間行事のなかにも特徴があります。
4月には入学式とともに対面式がおこなわれ、2年生トライやる・ウィークおよび3年生進路説明会が実施されます。
また、1年生の校外学習が入学から間もない4月下旬におこなわれることも特徴です。
5月には授業参観・3年生の実力考査があり、希望者に対して教育相談の機会も設けられています。
さらに、10月になるとオープンスクール・合唱コンクール・文化発表会といったイベントが待っています。
このほかにも、1月には1.17のつどいがあり、2月には新1年生保護者説明会があることも特徴です。

精中応援隊

芦屋市立精道中学校のそのほかの特徴として挙げられるのは、精中応援隊の存在です。
精中応援隊とは、学校・家庭・地域の連携によって結成されたボランティア組織を指します。
この精中応援隊の活動内容は、学習支援・読み聞かせ・図書室整備のほか、校内緑化・校内環境整備の5つです。
とくに、文化発表用の掲示物の作成・7月の大掃除手伝い・期末考査前の学び家の取り組みは生徒にとっても大切なものとなります。

芦屋市にある芦屋市立精道中学校の学区・周辺の住環境

芦屋市にある芦屋市立精道中学校の学区・周辺の住環境

芦屋市立精道中学校の教育目標や取り組みに魅力を感じたなら、学区や最寄り駅周辺の住環境をチェックしてみましょう。

学区

芦屋市立精道中学校の通学区域に指定されているのは、精道小学校・宮川小学校・打出浜小学校のエリアです。
精道小学校の通学区域は、精道町・茶屋之町・大桝町をはじめとするエリアとなります。
また、宮川小学校の区域に指定されているのは、打出小槌町・宮塚町・若宮町などです。
さらに、打出浜小学校は、春日町・打出町・南宮町などが通学区域です。
芦屋市立精道中学校への入学・転入をお考えならば、引っ越し先が通学区域に指定されてるかチェックしてみてください。

最寄り駅の周辺環境

芦屋市立精道中学校の最寄り駅となるのは、阪神電気鉄道の打出駅です。
打出駅周辺は静かな住宅街が広がり、落ち着いた生活がしやすいエリアといえます。
また、駅の近くにはスーパーマーケットが複数あるため、毎日の買い物にも便利な環境が整っています。
さらに、スーパーマーケットだけでなく、ドラッグストアやコンビニエンスストアなども駅周辺にあり、目的に応じて店舗を選べることがポイントです。
駅の南側には商店街があり、精肉店と八百屋のほか、パン屋や花屋といった生活を豊かにしてくれる店舗もあります。
このほかにも、駅の周辺にはレストランやカフェなどもあることから、家族での外食を楽しめることも特徴です。

住みやすさのポイント

打出駅周辺に引っ越す場合、近隣エリアへのアクセスのしやすさが住みやすさにおけるポイントです。
西宮駅までは19分、尼崎駅までは23分、神戸駅までは26分でアクセスできます。
いずれも1~2回の乗り換えが必要ではあるものの、乗車時間自体は比較的短く通勤や通学の負担を減らせるでしょう。
また、万が一の場合に頼れる医療機関が複数あることも、打出駅周辺エリアの住みやすさのポイントです。
打出駅周辺には、救急診療に対応している総合病院があるだけでなく、小児科・眼科・耳鼻咽喉科といったクリニックもあります。

まとめ

芦屋市にある芦屋市立精道中学校は、友愛・責任・寛容を校訓に掲げる学校です。
芦屋市立精道中学校の特徴として、SayDoタイムやボランティア組織である精中応援隊の存在が挙げられます。
通学区域や最寄り駅となる打出駅周辺の住環境もチェックして、芦屋市へのお引っ越しを検討してみてください。