手取り30万円の家賃目安は?一人暮らしと二人暮らしの生活レベルを解説!
賃貸物件を探すときに悩むのが「家賃問題」です。
間取りや立地を気に入って家賃の高い物件に住んでも、後に生活が圧迫されてしまう可能性があるので注意しなければなりません。
そこで今回は、手取り30万円の家賃目安とはどのくらいか、一人暮らしと二人暮らしの生活レベルをそれぞれ解説します。
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手取り30万円の家賃目安とは
月々の給料からは、所得税や住民税、厚生年金などが天引きされるのが一般的です。
そのため、手取り額は給料の額面より少なくなります。
手取り額の目安は月収の7〜8割ほどといわれており、月収が多いほど税負担も大きくなるのが原則です。
賃貸物件を探している方は、目安となる家賃額を把握しておくと、スムーズに物件を選べるでしょう。
手取り30万円の家賃目安は約9万円
一般的に、賃貸物件の家賃目安は手取り額の3割程度といわれています。
手取り30万円のケースでは、家賃9万円を目安に物件探しをおこなうと良いでしょう。
ただし注意点として、家賃目安のなかには管理費や共益費も含まれています。
管理費・共益費は物件を維持管理するためのお金で、家賃とともに支払うケースがほとんどです。
家賃目安を考えるときは管理費・共益費を含めた「総家賃」を把握しないと、想定外の出費に家計を圧迫させてしまう可能性があります。
また、家賃目安は月収ではなく、税金を差し引いた「手取り額」で計算します。
月収で判断してしまうと、税負担などから手元に残るお金が少なくなるので注意が必要です。
手取り30万円で家賃を抑える方法
家賃9万円の部屋は広過ぎて、一人暮らしだと持て余す可能性があります。
家賃目安はあくまで参考程度にしておき、借主自身の暮らしに合った広さや間取りを選びましょう。
家賃を抑えるには、駅から遠い物件を選ぶ方法や築年数の古い物件を選ぶ方法などがあります。
立地や間取り、築年数など条件を工夫すれば、家賃も抑えられるはずです。
家賃を抑えられると、手元に残る資金も増やせるため、生活費や貯金に回せます。
より自由度の高い暮らしができるので、何を優先するか、条件を整理したうえで物件探しを進めましょう。
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手取り30万円で一人暮らしをするときの生活レベル
手取り30万円で一人暮らしを始めるときは、家賃に合わせた生活レベルを把握しておくことが大切です。
8万円・10万円・12万円が手取り30万円で想定される家賃となるので、それぞれの生活レベルを確認しておきましょう。
家賃8万円の生活レベルとは
家賃8万円は、手取りの3割より1万円安い金額です。
そのため、日常生活で特別な節約を心掛けなくても、ある程度の貯金ができます。
冠婚葬祭や通院など突然の出費にも慌てずに対応できるため、貯蓄をしっかりとおこないたい方に向いているでしょう。
また、外食も多くできるので、自炊をするのが面倒といった方にもおすすめです。
部屋の間取りや立地にこだわりがない方は、家賃8万円を目安に一人暮らしを検討してみると良いでしょう。
家賃10万円の生活レベルとは
手取り30万円の方は、家賃10万円の物件に住んでも、無理なく貯蓄ができます。
ただ、家賃8万円のケースと比べると、使えるお金は少なくなってしまうので注意が必要です。
通信費や光熱費のプランを見直せば、家賃8万円の部屋に住むのと同じように生活できるため、使えるお金を増やしたい方は家計を見直してみることおすすめします。
家賃10万円の物件で一人暮らしが向いている方は、ある程度広い部屋に住みたい方やお金の使い方にメリハリが付けられる方です。
郊外であれば、家賃が安い好立地な物件も見つけられるので、部屋探しをおこなうときは優先順位を明確にしておくと良いでしょう。
家賃12万円の生活レベルとは
手取り30万円の方が家賃12万円の物件に住んでも、生活に大きな影響は与えません。
特別な節約を意識しなくても、毎月4万円ほどの貯金ができます。
娯楽費など趣味に使えるお金も確保できるため、生活はそれほど切り詰めなくて良いでしょう。
ただし、支出が多くなればその分貯金に回せるお金も少なくなってしまいます。
貯蓄がないと万が一のときに対応できなくなってしまうため、こまめに家計簿を付けるなど対策することが大切です。
月の半分以上自炊できる方や都会の利便性を重視したい方は、家賃12万円の部屋で一人暮らしをするのに向いています。
一人暮らしの部屋を検討するときは、どこにお金をかけたいか、予算とともに整理しておく必要があるでしょう。
部屋の雰囲気だけで物件を選んでしまうと、一人暮らしを始めた後に後悔してしまう可能性があります。
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手取り30万円で二人暮らしをするときの生活レベル
同棲や結婚などの理由で二人暮らしをするときは、家賃は合計手取りの3割程度が目安です。
手取り30万円のときは、9万円〜10万円ほどが二人暮らしの家賃目安となります。
二人暮らしを始めるときには、生活レベルがどの程度か、家賃ごとに確認しておきましょう。
家賃10万円で二人暮らししたときの生活レベル
手取り30万円の方が家賃10万円で二人暮らしを始めると、そこまで贅沢な暮らしができません。
総務省統計局における2021年度の家計調査によると、家賃を除く二人暮らしの生活費は1か月で約22.9万円です。
家賃10万円の物件を選んでしまうと、毎月約3万円の赤字となり、家計を圧迫させてしまいます。
生活にゆとりを持たせるためには、家賃以外の生活費を調整するか、家賃を抑えるかのどちらかです。
外食が多い方は、自炊をするなど工夫してみるのも良いでしょう。
貯金をしたいなら手取りの4分の1が適正家賃
貯金を多くしたいときは、手取りの4分の1を家賃に設定する必要があります。
手取り30万円なら、家賃7.5万円が目安です。
とくに、結婚や出産を見据えての二人暮らしは将来的に多くのお金がかかるため、ある程度の貯金をしておくことをおすすめします。
家賃を抑えられれば、その分、貯金に回せる額も増やせるので、急な出費にもスムーズに対応できるでしょう。
二人暮らしを始めるときは、何にお金を使うか、しっかりと話し合っておく必要があります。
ただし、お互いの価値観が合わないケースもよくあるので、どこまで譲れるか、条件の擦り合わせが重要です。
二人暮らしに必要な広さは30㎡
二人暮らしでの最低居住面積水準は、30㎡と設定されています。
そのため、30㎡の広さがあれば、二人暮らしが可能です。
30㎡の物件は都心部だと家賃12万円ほど、郊外だともう少し安く設定される傾向にあります。
家賃をできる限り抑えたい方は、郊外の物件を探すのがポイントです。
しかし、30㎡の物件は、将来的に子どもができると手狭になってしまうおそれがあります。
そのようなケースでは、住み替えを検討する必要がありますが、余計に費用がかかってしまうため、あらかじめ広い部屋に住むのも良いでしょう。
手取り30万円で二人暮らしを検討しているなら、将来のライフスタイルも見据えて物件選びをおこなうことが大切です。
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まとめ
一般的に賃貸物件の家賃は手取りの3割程度を目安にするため、手取り30万円のケースでは9万円が家賃目安となります。
手取り30万円で一人暮らしをするときは、家賃8万円〜12万円にすると、生活にゆとりを持たせられるでしょう。
同棲や結婚などをきっかけとして二人暮らしをするときも、家賃は合計手取りの3割程度が目安です。
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