ヤモリが家の中にいたらどうする?追い出す方法や寄せ付けないための対策
知らないあいだに家の中に侵入してくるヤモリに、どうするべきか頭を悩ませている方もいらっしゃることと思います。
害虫を食べる益獣のため、家の中で見つけた場合は外に逃がすのがおすすめです。
しかし、爬虫類が苦手だと「どうすることもできない…」といった事態になるでしょう。
今回は賃貸物件の害虫駆除にお悩みの方に向け、ヤモリが家の中にいた場合どうするべきなのか、追い出す方法や寄せ付けないための対策について解説します。
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ヤモリとは?家の中にいたらどうする?
まずは、ヤモリとはなにか、生態について解説します。
ヤモリとは?
兵庫県を含む日本で見かけるヤモリは、ニホンヤモリのことです。
トカゲの仲間に分類され、見た目もトカゲに似ています。
秋田県以南の本州や四国、九州などの広い範囲に生息しているのが特徴です。
また、トカゲと同じように尻尾を切って逃げることもあります。
体長は約10cmで、寿命は5~10年です。
見かけやすい場所とは?
ヤモリは森などの自然豊かな場所より、人が多い都会に多くいます。
夜行性で光に集まる虫をエサとするので、家の中に出やすいのが特徴です。
昼間は壁の隙間や通気口など、人目に付かないところで眠り、夜になると活動を始めます。
なぜ天井や窓ガラスでも滑らない?
ヤモリは家の中の窓ガラスや壁や天井など、垂直な場所でも落ちずに張り付くことができます。
それは、足の裏が細かい毛に覆われ、特殊な形状をしているからです。
1本1本の毛状の先端が分岐しているので、凹凸がない場所でも落ちずに歩くことができます。
足裏から粘液を出しているわけではないので、家の中をとおったあとの汚れについても心配する必要がないでしょう。
縁起が良い生き物
ヤモリは古くから家の守り神とされてきたため、漢字で家守と書きます。
その理由は先述のとおり、害虫を食べる益獣だからです。
主な食べものはクモやゴキブリ、シロアリなどの害虫で、どの虫も嫌われ者とされています。
家の中や周辺に住み、私たちにとって穏やかな暮らしを脅かす虫を捕食してくれる、頼もしい存在です。
また、性格は臆病で毒性もなく、人に危害を加えることがないため益獣として扱われています。
爬虫類の仲間なので、見た目が苦手だったり、家の中にでるとどうするお悩みになったりする方も多いです。
しかし、家にとっては歓迎すべき存在といえるでしょう。
また、ヤモリとは害虫を捕食するだけはなく、昔から縁起物として昔から親しまれてきました。
家を守ってくれ、金運や幸運アップ、開運のご利益があるといわれています。
もし家の中に出た場合、家の繁栄や自分や家族に幸運が訪れる、出世といった良いことが起こるかもしれません。
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ヤモリが家の中にいた場合はどうする?追い出す方法とは?
続いて、ヤモリが家の中にいた場合はどうするべきなのか、追い出す方法について解説します。
方法1:大声を出したり新聞紙で近くを叩いたりして追い出す
追い出す方法としてまず挙げられるのが、大声を出したり新聞紙で近くを叩いたりすることです。
臆病な性格のため、大きな音がするとびっくりして逃げ出す可能性があります。
窓の外に向かって誘導すれば、触れることなく甥追い出すことができるでしょう。
実際に見てしまうと殺すかどうするか考えてしまう方もいらっしゃることと思いますが、縁起が良いものとされているので、できれば追い出すことをおすすめします。
方法2:虫取り網を使う
外に追い出せず、どうするかお悩みになった場合は、虫取り網を使うのも一つの方法です。
虫取り網は柄が長いので、近づくことなく捕獲できたり、手が届かない場所にいたりするときも簡単に捕獲できます。
ただし、先述のとおり、ヤモリは臆病な性格をしている生き物です。
少しの音にも驚いて隠れてしまう可能性があるので、静かに虫取り網を使うようにします。
方法3:粘着シートを使う
追い出す方法をどうするか考えるとき、粘着シートを使うのもおすすめです。
一般的なネズミ捕り用の粘着シートには、ヤモリも引っ掛かることも少なくありません。
そのため、侵入してきそうなところに、あらかじめ粘着シートを設置しておきます。
上手く捕獲できれば、直接攻撃することなく追い出すことができるでしょう。
ただし、粘着シートに死骸がびっしりと付くことがあるので、それをどうするのか考える必要があります。
方法4:殺虫剤を使う
虫を駆除するための殺虫剤には、爬虫類を殺す成分も入っています。
動けなくなったあと死に至るため、しっかり駆除したい場合におすすめです。
ただし、殺虫剤を使う場合、益獣として殺したくないヤモリが近くにいた場合、一緒に駆除してしまう可能性があります。
また、死骸をどうするかを考えなくてはならないので、処理できる場合に限られた方法といえるでしょう。
もし処理ができない場合は、逃がしたり追い出したりする方法がおすすめです。
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家の中にいたらどうする?ヤモリを寄せ付けないための対策とは?
最後に、家の中に寄せ付けないための対策について解説します。
対策1:侵入経路をあらかじめ塞いでおく
対策としてまず挙げられるのが、侵入経路をあらかじめ塞いでおくことです。
「家の中にいる=侵入できる隙間がある」ということなので、隙間をすべて塞いでおきます。
見える部分に隙間があるなら、テープを使って埋めてしまいます。
また、換気口やエアコンの室外機、網戸の破れといった隙間は、意外と見落とやすい部分です。
そのため、家の中を見て侵入しそうな場所をチェックしておきます。
もし隙間を塞いで支障が出る場合、目の細かい網などを設置なさってください。
発見してしまうと、どうするかを考えたり、考えているあいだに逃げられたりする可能性があります。
あらかじめ侵入経路を塞いでおけば、家の中で遭遇するリスクを軽減できるでしょう。
対策2:害虫を駆除する
害虫を駆除することも、対策の一つです。
先述のとおり、ヤモリはクモやゴキブリ、シロアリなど、嫌われ者とされる虫を捕食します。
それらの虫を食べるために家の中に侵入してくるので、駆除することによって住み付くのを防ぐことが可能です。
ゴキブリやシロアリは衛生環境を悪化させたり、建物の構造部に影響を与えたり存在となります。
対策をどうするか考えるとともに、この機会にメンテナンスをおこなっておけば、より住みやすい家になるでしょう。
対策3:蚊取り線香を使う
対策として、蚊取り線香を使うことも挙げられます。
蚊取り線香は蚊だけでなく、爬虫類にも効果があるので、効率的に駆除することが可能です。
玄関やべランダのドア、勝手口など、塞ぐのが難しい場所に設置するのがおすすめといえます。
対策4:草むしりをする
庭の草が伸び放題になっている、害虫や害獣が発生しやすくなります。
害虫はエサとなるので、草むしりなど害虫を発生させない工夫が必要です。
道具がなかったり、広い範囲の草むしりが必要になったりする場合は、まず不動産会社に相談することをおすすめします。
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まとめ
ヤモリとはトカゲの仲間の分類される爬虫類で、家の中を守ってくれる(害虫を食べてくれる)ことから、縁起が良いものとして扱われています。
大声を出したり新聞紙で近くを叩いたりすることや、虫取り網や殺虫剤などを使用することが、主な追い出し方法です。
寄せ付けないためには、侵入経路をあらかじめ塞いでおくことや害虫の駆除、蚊取り線香を使うといった対策が挙げられます。
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